敵の援軍を釣り出して仕留める!
援軍処理の必要性
クラン対戦では相手クランが戦意喪失している場合や、こちらをなめてかかってくる場合を除いて、基本的に城に強力な援軍を入れてくる。
この敵援軍を事前に対処するかどうかが、最終的に奪える星の数に大きく影響する。
援軍処理しなかったことで、マルチプレイでは星3つ取れそうな相手にも、星1つしか取れなくてガックリ…なんてことはよくある。
それ以上に、一つでも多く星を奪おうと頑張っているクランメンバーに対して申し訳が立たない。
ただし、TH9,10以上の釣り出しにくい配置や攻め方によっては、戦いながら敵援軍を処理する方が星3つ取りやすい場合もある。
たとえば、ゴーレムを盾にウィザードで援軍を倒しながら攻撃するなど、盾役と援軍処理要員を十分確保できている場合は被害を少なくできる。
また、援軍処理に要する時間を節約できるのも、星3つ取るための大きなアドバンテージだ。
援軍処理のメリット・デメリットをしっかり理解した上で、最善の方法を選択しよう。
援軍の釣り出し要員
援軍処理は大きく分けて2つの要素から成り立っている。
- 援軍を釣り出す
- 援軍を仕留める
まず「1.援軍を釣り出す」とは、敵の城の検知範囲に自軍のユニットを進軍させ、敵援軍を城から一匹残らずおびき出すことだ。
とはいえ、敵も生産施設や壁を使って簡単には援軍を連れ出せない配置にしてくる。
(それだけ援軍処理は攻守において重要なポイントなのだ)
そこで、援軍処理に向いているユニットを場面ごとに挙げる。
城の検知範囲が壁の内側の場合
- ホグライダー
- バルーン
城の検知範囲が壁の外側の場合
- ジャイアント
上記ユニットは防衛施設を攻撃対象とするため、城の検知範囲内に入りやすい。
また、体力が高いので城の援軍が複数体いて釣り出しに時間が掛かかる場合にも有利となる。
壁を越えられるのはホグライダーとバルーンのみ。体力は、ジャイアント>ホグライダー>バルーンの順で、移動速度は、ホグライダー>ジャイアント=バルーンの順となる。
相手の配置とユニットの特徴を理解した上で好きなユニットを選択しよう。
防衛施設のレベルと密集度合にもよるが、1~3体くらいは援軍の釣り出し要員として準備しておきたい。
(バネトラップや隠しテスラで妨害されることも想定しておこう)
城の検知範囲に簡単に立ち入れる場合
- ジャイアント
- バーバリアン
- アーチャー
防衛施設のターゲットになる場合は、耐久力があるジャイアントかバーバリアンが向いている。
バーバリアンは収容コストが1なので、釣り出し要員として5体使ってもジャイアント1体分だ。
ターゲットにならない場合はアーチャーで釣り出せば、「援軍を仕留める」にスムーズに移行できる。
(ポイズンの呪文で仕留める場合は敵援軍がバラけることがあるので注意が必要)
援軍の仕留め要員と呪文
次に「2.援軍を仕留める」とは、敵の城からおびき出した援軍を、呪文やユニットを使って倒すだけなのだが、その後に星3つ奪うためには、いかに低コストで早く倒せるかが大きなポイントとなる。
高レベルの敵援軍(ウィザードやヴァルキリー、ドラゴンなど)の対処に苦戦して、大半の兵を失う戦いを見たり経験したことはないだろうか?
実は、この低コストで早く倒すというのは、経験者でも意外と難しいのだ。低コストにすると敵援軍を倒し切れないリスクが増大するからだ。
最終的には低コスト&最短での倒し方を目指すとして、クラン対戦ではリスクが低い確実な方法で援軍処理はすべきだ。
そこで、まずは対戦でオススメのリスクが低い援軍の仕留め方を挙げる。
th8以上はポイズン(闇の呪文)一択
このポイズンの登場で援軍処理は非常に楽になったといえる。
多少時間は掛かるが、呪文コスト1で大抵のユニットが倒せる。ドラゴンも呪文の投下時間に少し間隔を開ければ2発で倒せる。
特筆すべき点は、「釣り出した援軍を防衛施設の射程範囲外に連れ出して、一か所にまとめる必要がない」ということだ。
敵援軍が複数体の場合は多少整列させる必要はあるが、連れ出す必要まではない。
敵援軍をポイズン1発で全滅させた場合は敵ヒーローに利用できるため、2発とも無駄なく活用できる。
初見で攻める場合はポイズン2発積むのが無難だ。
※注意:最新のアップデートにより、ポイズンからユニットが逃げるようになった。
TH8以上も昔ながらの方法で援軍処理が必要だ。
th7以下は昔ながらの方法
- 城から釣り出した援軍をアーチャーを使って防衛施設の射程範囲外に連れ出す。
- 連れ出した援軍をアーチャーやバーバリアンを使って一か所にまとめる。
- (囮ユニットを投入)
- アーチャーやウィザードをまばらに出しながら敵援軍を囲って倒す。
囮ユニットはバーバリアンやアーチャーを少し遠くに出して敵援軍のターゲットを取ったり、ジャイアントを盾にすることで自軍の被害を抑えることができる。(囮ユニットは必須ではない)
また、囮ユニットを投下することで、多少敵援軍がバラけていても一か所に集めることができるので、状況に応じて使い分けるといいだろう。
敵援軍を倒すユニット数は、アーチャーを10〜30体、ウィザードを2〜4体用意しておくのが無難だ。
慣れてきたら徐々にユニット数を減らしていこう。
ドラゴンやラヴァハウンドなどの強力な敵援軍を効率的に倒す方法は、こちらを参考にしよう。